【初産の出産体験談】吸引分娩・立ち会いなしでも乗り越えた!陣痛から赤ちゃんとの対面まで全記録
こんにちは。これから出産を迎える方にとって、「どんなふうにお産が進むのか?」「本当に自分ひとりで乗り越えられるのか?」と不安を感じている方も多いと思います。この体験談が、少しでも心の準備や安心材料のひとつになれば嬉しいです。私の情報を少し下に書いておきます!
・初産婦
・経腟分娩予定→吸引分娩
・出産時はコロナの影響で夫の立ち会いなし
・自宅~産院まで陣痛タクシーを利用(車移動必須の田舎、1人で受診)
陣痛の始まり~産院への連絡まで
出産予定日の2日前、朝9時ごろに軽い生理痛のような腰の重さを感じて起床しました。お腹も張る感じがありましたが、「これは陣痛ではないかな」と思い、そのまま生活していました。おしるしのような少量の出血もこの日の朝にありました。この日まで前駆陣痛やおしるしはありませんでした!
徐々に痛みが強くなり、生理痛のような鈍痛が増してきました。動けるレベルではありましたが、14時ごろには間隔が短くなってきて、病院に行くことになるかもしれないと思い、お風呂に入りました🛀
一度受診して、帰るということはしたくなかったのでギリギリまで待って、15時に5分間隔になったタイミングで産院へ電話し、「今から来てください!」と言ってもらえたので受診することになりました。
自宅出発~入院決定
夫が仕事を早退できなかったため、事前に登録していた陣痛タクシーを利用。(陣痛タクシーの利用方法についてはまた記事を書きますね!)
タクシーに乗る時はまだ自分で荷物を持って乗りこめるくらいの痛みでしたが、病院までの30分の道のりで痛みがどんどん強くなってきました。
タクシーの揺れで陣痛が促進されたのかなと思います🚕
16時に産院到着。子宮口は2〜3cm開いており、陣痛間隔は3〜4分。NSTや点滴の準備をし、そのまま入院になりました。
入院着に着替えた際に、産褥パンツに夜用ナプキンをつけて着用しました。
入院~分娩台への移動
17時ごろには子宮口が4cm、陣痛間隔は1〜2分へ。痛みはかなり強くなり、枕やシーツを握りしめて耐えるほどに。このころから出血量も多くなり、ナプキンを何回か助産師さんが交換してくれました。
18時には夕食が運ばれましたが、食事どころではなくほとんど食べられませんでした😭
20時半ごろにいきみたい感覚がはっきりと分かるようになり、子宮口は8〜9cmに。助産師さんの案内で分娩台へ移動しました。
初産婦だったので「いきみたい感覚」がわかるのかな?と不安でしたが、ひどい便秘の時に便が出そうなのに出せない!みたいな感じですぐにわかりました。また、赤ちゃんと便を間違えてトイレに行こうとする話もよく聞いていて、ほんとか?と思っていましたが、めちゃくちゃ気持ちが分かりました。
分娩台到着~赤ちゃん誕生まで
分娩台に上がった直後に破水処置が行われ、子宮口はすぐに全開に。
いきむたびに赤ちゃんは少しずつ下がってきましたが、酸素が足りなくなってきているとのことで吸引分娩に切り替えとなりました。
吸引器具を入れるときは独特の痛みがあり、会陰切開も同時に行われました(切開の痛み自体は陣痛と一緒にきていたからか、感じませんでした)。
助産師さんと先生の掛け声に合わせていきみ、21時ごろに赤ちゃん誕生✨
赤ちゃん誕生後の処置
赤ちゃんは羊水を飲んでしまっていたことと酸素不足で体の色が少し悪く、すぐに処置室へ運ばれました。
その後、処置をしてもらい元気な泣き声が聞こえてきて安心しました🙌
私は胎盤の排出や会陰縫合などの処置を受けました。胎盤を出すときは多少の痛みがありましたが短時間だったので耐えられました!
先生がお腹を押したりしていて、陣痛とはまた違った痛みなので痛みを感じないということはなかったです。
縫合の痛みはチクチクとして痛かったので麻酔をしてもらい、耐えられるくらいの痛みになりました😂
赤ちゃんとの対面~部屋に戻るまで
処置後、赤ちゃんが私の胸の上に来てくれて初めての対面。助産師さんが写真を撮ってくれました。感動の瞬間でした。
その後、赤ちゃんは新生児室へ。私は分娩台で2時間安静にし、スマホで夫に連絡。23時ごろ、助産師さんの付き添いで車椅子に乗って部屋へ戻りました。
まとめ
今回の出産では夫の立ち会いもなく一人での入院・出産となり、不安がいーっぱいでしたがもう始まってしまったら身を任せるしかなくて、どんどん進んでいきました。落ち着いて行動できたかは分かりませんが、なんとかはなりました!
出産の流れを知っておくことは、心の余裕につながります。
この記事が、これから出産を迎える方の不安を少しでも和らげ、準備のお役に立てれば嬉しいです。